【コラム】トランプ店長はラブジャンキー - ep.4 –

ep.4 上手く突破しよう!タイ初期バリア時代【総括】

こうしてタイ初期バリア時代を乗り越えた。

どうやら初期バリアに弾かれずにタイに溶け込む許可が出たらしい。これから彼女の助けを借りてタイで様々な活動をして行く事になるのだ。

私にはアパートやコンドを借りる手続きや、仕事の手伝いや、将来買うことになるだろう車のことや保証人のことが頭に浮かんだ。




最後に私の初期バリア時代を総括しておこう。




私もご多聞にもれずゴーゴーで様々な女性に会った。が、私はあまりイサーンの子とは縁が無く北部出身の子と縁が多かった。

北のメンヘラの子と同棲してみたが、やっていく自信がなかったので自然解消してしまった。賢い選択だった筈だが…押しかけ女房の猛アタックをくらい結婚に押し切られてしまった。

彼女は美人ではなかったのであんまり最初から興味はなかった。が、賢そうだったので…まあ良いかと思った次第である。

自分の嫁の容姿は妥協したので、たまにお客さんが凄い美人の奥さんを連れているのを見かけると、強烈な嫉妬を感じたものである。

が、ビジネス上は彼女は非常に役立った。彼女はどこの役所に行ってもそこの高官に好かれ、可愛いがられた。それは私にとって後に大きな力となった。

それと同時に顔だけで奥さんを選んだ人達は奥さんと一緒の仕事に失敗していた。

考えて見ると、嫁は夜間だが大学を出ていたし、元は中流家庭であった。あのバーツショックで下流落ちしていただけだった。




結局のところ…私は会うべき人に会ったのかも知れない。




つまり初期バリア時代とは会うべきではない女性と会う可能性のある危ない初期の罠がある時期であり、私はなんとか自分のシックスセンスや神様の思しめしによって赤い糸の繋がった女性に出会い、危うき時期を乗り越えたと言って差し支えないだろう。

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私は中学生の頃、幸恵と言う女性が好きだった。

嫁は少し彼女に似ていた。だから受け入れたのもあると思う。

が、今思うと…嫁が赤い糸の繋がっている女性で、幸恵の方が嫁に少し似ていたのかも知れない。

勿論、幸恵の方が美人だった。が、私の中の人が運命の人と間違えたのかも知れない。だから…あんなに…悲恋だったのだ。

私が幸恵を間違えて愛し始めた時…嫁はタイの片隅で…まだ3才になったばかりであった。




ある時、私と嫁はコサメットに行った。夕暮れ…二人でボートで遊んでいると…

ふと前世の私と嫁のビジョンが見えた。

…500年前くらい…

村の近くの川に銭袋を携えて意気揚々船に乗り込もうとする2人…

次はどこ行こう?と話している…

どうやらその村に頼まれたミッションを成功させた2人は、報酬にパンパンの銭袋を持っていて次の目的地を決めようとしていた…

私はハッとした…そのビジョンは本当に真実の過去かどうかは分からない。

が、私には疑う必要はなかった。

私は嫁とそんなに昔から一緒にいたんだと思った。

だとしたら…結婚しない理由はないではないか。

そう思うと嫁の一挙手一投足が意味があるように思われた。

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私は彼女を取締役にして会社を作った。

彼女は甲斐甲斐しくいろいろ手伝ってくれた。

ラプラオにある日本人が多いマンションに引っ越すと、彼女が転がり込んで来た。

ちょっとウザく感じて少し無視してたらめっちゃキレられた。その頃から少し喧嘩が始まった。

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こんな事があった。




私は日本からDVDプレーヤーを持って来ていたが、ある日の昼間に嫁から

「プレーヤー使える?」

と変な電話がかかってきたので調べてみると壊れていた。

彼女に聞くと、変圧器を通さずタイの電源にぶち込んで壊したらしい。

今考えると怒るほどでもないが、あの当時は

「なんで正直に言わないんや?」

と結局怒っていた。




ここで嫁のそそっかしさ、アホさ加減が露見し始める。

そして私の日本人としての説教癖モラハラも片鱗を見せ始める。(続く)

この記事を書いた人

トランプ店長

群馬県生まれ。青森県育ち。
昼はVISAコンサルタント会社。夜はカラオケクラブ「ときめきトンロー物語」。スナックバー「トランプ」を経営。見た目は怖いが本当は優しいナイスガイ。外見は男だが、中身は…レズビアン。

趣味はゴルフ、読書、語学勉強。女性大好き。乳首は吸うが煙草は吸わない。
昼の仕事ではお客様と4時間話し込んで嫁に4時間も何の話しているのかと訝しがられる。

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