【モテるトリビア】ソンクランの歴史


タイの伝統的なお祭りである「ソンクラン」
日本では「水かけ祭り」と呼ばれているタイを代表するお祭りです。
「水かけ祭り」という名前通り水を掛けあい、タイの旧正月をお祝いするための伝統行事のお祭りです。
タイの中でも大きなイベントでこのソンクランに合わせてタイに来られる方も多いくらい。
昨年までは新型コロナの影響でイベントが中止となってましたが、どうやら今年は久しぶりの再開が予定されてます。

ソンクランの意味と由来


ソンクランとは「タイの旧暦でのお正月」のことを意味します。
現在は、毎年4月13日~15日がソンクランと決まっておりこの期間は祝日となっています。
このソンクランの時期(旧正月)は日本のお正月と同じようにタイでも家族や親戚が集まって新年のお祝いをします。
そのためこの時期は里帰りなどでタイの交通機関はどこも混雑します。
また語源はサンスクリット語(古代インドの言語)の「Sankrandhi」に由来します。
「Sankrandhi」は「変化・移動」を意味する言葉です。
この語源が表すようにソンクランは太陽の軌道が1年の周期を終え
新たにおひつじ座に入りスタートする時期を祝う伝統行事なのです。

本来の儀式について


仏像や仏塔にお水をかけてお清めをしたり目上の人や両親など尊敬する人の手に水を掛けて敬意を表す行事でした。
昔は手にのみ水をかけていたのです。
この伝統的な風習がソンクランの本来のかたちで現在のお祭りの起源になります。
このように水をかけることは「お清めをする」という意味だった訳です。
そこから水かけの儀式の「相手への敬意を表す」といった概念・解釈が若者を中心に「水を掛けまくって1年の邪気をぶっ飛ばそう!」
という砕けた広義な意味へと変化していき、現在の形になったと言われています。

ソンクランのルール


水を掛けるお祭りであるソンクラン。
この期間中はとりあえず水を掛けまくります!
ですがそんなソンクランにもルールというか、暗黙の了解というか、マナー的なものがあります。

  • お祭りの期間中は基本的には誰に水をかけても良い(ただし僧侶などは例外)
  • 水をかけられても決して怒ってはいけない
  • セクシーすぎる格好はNG

スマホやPCなど電子機器を持っていようがお構いなしに水を掛けられるので
水を掛けられたくない人は期間中は外に出ない方がいいです。
それで自分のスマホなど故障しても弁償なんてしてくれないし、そもそも出歩いてる方が悪いのでwww

それと恰好についても色々とうるさく言われるかもしれません。
水を掛けられて濡れるのを前提にめちゃくちゃセクシーな恰好で参加される方もいるのですが
そういったセクシーすぎる格好はダメだとタイ政府から発表がありました。
具体的にどういった格好がダメなのか?それぞれ情報を確認して頂ければと思います。

有名なソンクラン開催地などはこちらを参照