パスポートの盗難に注意して下さい

※在タイ日本大使館より

【注意喚起】旅券の紛失・盗難相談の急増について

本年1月以降、旅券の紛失・盗難に関する相談が急増しております。
昨年12月中には12件でしたが、本年1月は17件、2月は本日時点で既に24件に上っています。
旅券は貴重品と同様に保管管理に努めまた第三者に取り出されやすいポケットなどに無造作に入れることなく紛失や盗難防止に努めてください。
電車内やイベント会場など、人が多く集まる場所においてはバッグを体の前に持つように心がけてください。

盗難事例
  • 空港に到着し電車にてバンコク都内の駅まで向かう途中に、背負っていたリュックに入れていた旅券在中のポーチを抜き取られた。
  • バンコク中心部のショッピングモールで開催されたイベントに参加していたところ、背負っていたリュックに入れていた旅券及び財布を抜き取られた。
  • バンコク中心部のスーパー店内において買い物中に、肩に掛けていたトートバッグに入れていた旅券在中の巾着を抜き取られた。
  • スクンビット通りを徒歩で移動中に、肩に掛けていたバッグに入れていた旅券在中の財布を抜き取られた。
なんでパスポートを盗むのか?


そもそもパスポートとは国から発行される、世界共通で使用する事ができる身分証明書です。
日本のパスポートは日本政府が発行し、それを所有している人物の国籍を証明し
かつ日本人が海外で安全に過ごす為には必要で、とてもとても大事なものです。
そんな日本のパスポートをなぜ盗むのか?
それは【日本のパスポートがとても便利】だからです。
何が便利かと言うと日本のパスポートはビザ無しで行ける国の数が一番多く
世界のパスポートランキングにおいて堂々の1位となっております。
それだけ日本という国が世界から信用されているという事で、日本のパスポートはそれを証明する事ができるものです。
日本人にとっては当たり前の事かもしれませんが、外国人にとってはとても信じられない事で
日本人がビザの手続きなしにフラッと気軽に海外に旅行に行けるのに対して
外国人は観光目的であってもわざわざビザを取得しなければいかないなど、便利さに雲泥の差があります。
つまりこの最強のパスポートが欲しいから、盗まれる訳ですが中には犯罪に使われる目的で盗まれたりする事もあります。
パスポートの原本は安全なところに保管し、外出時はコピーや画像で持ち歩くようにするとちょっとは安全かもしれません。

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