【居酒屋風屋台でレバ刺し!】

なめらかで濃厚な舌触り、芳醇な香りが特徴的な牛レバ刺し。
焼肉屋や居酒屋などでは定番メニューであり、酒のあてに必ず頼んでいた人も少ないないだろう。
このレバ刺しだが2011年に起きた焼肉屋の食中毒事件が発端で、
2012年7月食品衛生法によって日本の飲食店では提供ができなったのは記憶に新しい。

そんな牛レバ刺しだが、タイではまだ食すことができる。
スクンビットやタニヤなどにある日本食店では当たり前のように、
新鮮な牛レバ刺しが日夜提供され、レバ刺しファンが舌鼓を打っている。

その牛レバ刺し人気はバンコクの下町プラカノンにも派生。
リーズナブルな金額で、新鮮で美味しい牛レバ刺しが食べられる
屋台スタイルの居酒屋も出現したとの情報が入り取材に行ってきた。

訪れた場所は、ローカルエリアのプラカノン、ソイピーディー43入口にあるオープンエアのフードコート。
このフードコート内左奥がお目当のストリートスタイル居酒屋
「ร้าน ลาบ ลับ ลับ ปรีดีย์43 By เชฟยอดรัก(ラーンラーブラブラブピーディー43by シェフ ヨード・ラック)」だ。

お店を営むのはタイ人シェフのYodさん。
タイの日本料理店で日本の先生から日本食を学び、その店のタイ人のチーフシェフに。
その後、モロッコ、ヨーロッパ、南アフリカなどに渡りシェフとしての経験を積み30年。
この場所に念願の自分の店をオープンしたのだとか。
日本料理が好きだったのもあり、日本食とイサーン料理のフュージョンスタイルのこの店をオープンして早5年。
安価で新鮮な牛レバ刺しが食べられるとの口コミが広がり、
日本人客が日に9割という日も少なくないのだとか。

軽い日本語での会話もできるオーナーシェフのYodさん

お店一押し料理をYodさんに選んで頂き食してみた。


厚くカットされた牛レバ刺しは臭みが全くなく、なめらかでトロッとした舌触り。
噛めば噛むほど感じるほのかな甘みがビールをより一層美味しくさせてくれます。
この牛レバ刺しは訪れた日本人客の9割は必ず注文する人気商品。
美味しさの秘密は、冷凍処理をしていない新鮮なレバーを農場から毎日仕入れているからだそうだ。


牛肉の炙りは、新鮮な牛肉を軽く炙り、外側は香ばしく、中はレアで肉の旨みを贅沢に味わえる一品。
肉に玉ねぎ、にんにくを巻いてポン酢に付けて食べる。
口一杯に幸せが広がる一品です。


サーモンの刺身をイサーン風にアレンジしたゴイ・サーモン。
脂ののったサーモンの刺身をタイの香草、唐辛子、白胡椒などで和えた、
ピリッと辛くも少し酸味のある一品。
これは、ビールのお供としてはかなりオススメ。
辛さも日本人に合わせてあるのでかなり食べやすい作られている。


最後に出てきたのは豚肉のしゃぶしゃぶ。
サシの入った美味しそうな豚肉を、
野菜と豚骨を煮込んだ香り高いスープにサッと潜らせポン酢で頂く一品。
豚肉を口に入れると肉の甘みが自然に広がりかなり美味い!


豚肉はあらかじめスライスしている物ではなく、
注文が入ってからスライサーでカットして提供するので、
肉が劣化しておらず、自然な肉の甘みを味わうことができるのだろう。


安価で美味しく、新鮮な生肉などを食すことができる
「ร้าน ลาบ ลับ ลับ ปรีดีย์43 By เชฟยอดรัก(ラーンラーブラブラブピーディー43by シェフ ヨード・ラック)」。
日本食店でシェフの経験を30年積んだYodさんだからこそ、
屋台スタイルながらも食材の品質管理を徹底し、美味しい料理を安価で提供できるのだろう。

店舗情報

店名:ร้าน ลาบ ลับ ลับ ปรีดีย์ 43 By เชฟยอดรัก(ラーンラーブラブラブピーディー43 by シェフ ヨード・ラック)
営業時間 : PM18:00 – AM03:00
TEL:091-206-0005(日本語)
LINE ID : 091-206-0005

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