※在タイ日本大使館より
12月21日、タイ政府の新型コロナ対策本部(CCSA)は、オミクロン変異種の国内初感染等の状況を受け
タイ入国のための許可申請システムである「Thailand Pass システム」の運用方針の変更を決定・発表しました。
新たな運用方針は以下のとおりであり、明年1月4日の見直しまで当面適用される見込みです。
なお、国内外の状況は日々変化しておりタイ政府による措置の変更の可能性もあり得ますので最新の情報収集に努めてください。
1 Thailand Pass システムの運用方針の変更
(1)一時的に停止されるもの
・Thailand Pass システムを通じた隔離免除入国(Test and Go)及びサンドボックス・プログラム(プーケット・サンドボックスを除く)の新規受付は、12月21日(火)24時をもって一旦停止。
・12月21日までに申請を行い、許可を得た(QRコードが付与された)者については、許可内容に従った入国が可能。
・タイ入国後の所在確認を徹底するため、所定のスマートフォン・アプリ(モー・チャナ、MorChana)の登録を義務とする。入国直後のPCR検査を行う施設の職員が、アプリ登録の有無を厳格に確認する。
・タイ人および外国人を問わず、隔離免除入国(Test and Go)での入国者について、タイ入国後7泊の施設の予約を義務化する(当局が定める防疫基準に則した施設に限る。自宅での滞在は認めない。)。また、従来の入国直後のPCR検査に加え、入国後5日目もしくは6日目のPCR検査の受検が必要となる。なお、2回目のPCR検査は、公立ないし私立の病院で自ら受検するものとするが、検査費用についてはタイ政府が負担する。
・サンドボックス・プログラムでの入国者については、従来通り、2回のPCR検査の受検が必要。
・12月21日までに申請を行い、許可を得ていない方については、引き続き審査が行われており、追って許可・不許可の連絡がある見込み。
(2)引き続き申請が可能なもの
・プーケット・サンドボックス及び政府指定隔離宿舎(AQ)経由での入国については、引き続きThailand Passシステムでの申請が可能。(注:AQ経由での入国に関し、タイ入国後の健康観察期間について情報が錯綜しており、申請時に確認が必要。)
2 タイ国内の感染防止に係る規制措置
(1)不要不急の海外渡航の自粛ないし延期を慫慂。
(2)国内移動に際し、特に長時間の移動に際しての事前・事後の抗原検査(ATK)の実施を慫慂。
(3)年始休暇明けの自宅勤務(WFH)の実施を慫慂。
(4)この他、既存の感染防疫措置の履行を慫慂。(注:12月16日付の「大使館からのお知らせ」
( https://www.th.emb-japan.go.jp/itpr_ja/news_20211216.html )を参照願います。)