プラスチックごみによる海洋汚染が問題となっているタイ。
ジュゴンなどの動物がプラスチックごみを誤って食べて死んでしまったケースが多く見つかり
タイ政府がプラスチックごみの削減に取り組もうと、こうしたレジ袋の利用をやめるよう国民に呼びかけてたところ
大手スーパーやコンビニ、百貨店など2万5000店がこれに参加し2020年1月1日よりレジ袋が廃止されました。
それでも地域によって差があるようでスクンビット・プロンポンあたりのコンビニやスーパー、ショッピングモールなどは
ほぼレジ袋の取り扱いはやめていると考えていいと思います。
レジ袋の代わりに数バーツほどで買い物袋(手さげカバンのようなもの)を購入して
それに詰める感じになります。
少量ならそのまま手で持って帰る方もちらほらと見かけますね。
年が明けたらレジ袋が廃止になると
チラッと耳にしてましたが、すっかり忘れてまして
手ぶらでコンビニに飲み物を買いに行きレジ袋を貰えなくってとても驚きました!
忘れて大量に買ってたらと思うとちょっとゾっとしますがwww
日本ではスーパーやコンビニエンスストアなどすべての小売店を対象に
東京五輪・パラリンピックの開催直前となる2020年7月からレジ袋の有料化を始めるそうです。
今、世界中で地球規模の課題である海洋プラスチックごみ対策が進んでいますね。
タイではレジ袋廃止、日本ではレジ袋の有料化。
国連環境計画(UNEP)によると、レジ袋をめぐる法規制実施国は127カ国にのぼるそうです。
タイではまだまだごみの分別もままならない状態ですが
こうやって環境に対して考えているというのはとても素晴らしい事だと思います。
この取り組みをきっかけにどんどん浸透していって欲しいですね。
タイに旅行に来る時にマイバッグを当たり前のように持ってくるのも
そう遠い未来の事ではないかもしれませんね。
その後
レジ袋廃止になって2か月ほどたちます。
やはりタイとでも言いますか、これがタイと言いますか
レジ袋廃止に関して少しずつゆるくなってきている印象です。
特にコンビニでは「袋に入れて下さい」と言えば入れてくれますし
何なら店員さんから「袋に入れますか?」と聞いてくる場合も。
おそらくレジ袋廃止によってコンビニに行く人が減った事により
レジ袋廃止に関して少しゆるくしてるんでしょうね。
これが何ともタイっぽくて面白い!