第42話:半同棲14日後② 一難去って新たな展開?それともまた一難去って再び?

パタヤで初めて浮気をしたあの娘が…

2015/02/18(水)

パタヤでを結婚話まで行ったのに、想い描いていた彼女との結婚生活は見事に崩れた。バンコクに戻り、失望の最中、届いたメッセージは?そう、彼女が出来てからパタヤで初めて浮気をしたあの娘。年末年始の10日間だけウォーキングストリートで勤めていた女の子だ。今はスワンナプーム空港近くの実家に帰っているらしい。

>私はバンコクです
>あなたはどこですか?
>何してるの?
※蘇る浮気した女の子の記憶…
そんなメッセージが飛び込んで来たのだ。彼女との別れの悲しさをちょうどこの娘が癒してくれるかの様だった。
前に言ってたエステサロンの学校に通っているそうだ。そう言えば前に連れ出した時にバンコクでデートしようなんて話してたっけ。
僕は少し強引にアポを取りたくて押してみた。

<バンコクで私と会いますか? >ハハハ >あなたに会うときはいつ?
<今週はOK? >ハハ、いいえ、私はサロンの学校に行ってる
<いつOKですか? >私はあなたに後で連絡します、あなたは大丈夫ですか?
ありがとう

もしかしたら冗談かも。いまは働いていないし、本物の学生さんだし。話しでは来週は誕生日だそうだ。
何かお祝いしてあげたい。それを伝えると、じゃ、約束だよ!、と言った。
おぉーーー、あの娘から日時を指定して来た!これは脈ありかな?もしかしたら僕のこのズタズタになった心の傷を癒してくれるかもしれない。
そう思うとすごく気が楽になった。一難去って新たな展開?、もしかして…また期待してしまうのはまだ早い。
しかし僕の気持ちはすっかりその学生娘に傾いていた。

一難去って再び?

その時だった。まさか彼女がこの会話を聞いていたかの様に、学生娘との会話が終わるや否や彼女からメッセージが届いたのだ。

>今、どこ?
<部屋だよ
>Ok.See u again

え?愛し合っているけど別れた筈では?彼女は僕達の仲をどのように思っているのだうか?彼女に聞いてみた。
すると、”I no”、と言う言葉が返って来た。この ”I no” って彼女がよく使うけど、どうやら、”I don’t know”の意味の様だ。

<まだ僕を愛してるの?
>Yes

はぁ?まだ脈はありそう?何だ?また会うの?一難去って再び?
エステサロンの娘、そして彼女からのメッセージ、理想はパタヤとバンコクに彼女が居たら…
なんて都合のよい事を考えていたが、これはもしかして??そんな楽観的に僕に、また一難?が訪れるのだった。
その日から数日間の彼女からのメッセージは支離滅裂だった。

相手の行動が気になる

彼女からメッセージが届いた。僕はすっかり忘れかけていた。
僕は去る者は追わず、の主義だ。彼女はこう言った。

>元気?今どこ?日本?、
彼女は僕と喧嘩別れしたので、僕が日本に帰ってしまったと思った様だった。
<バンコクだよ、と言うと
>あの時はごめんなさい、でも今はむ大丈夫
彼女がこんなに素直に謝るって何だろう?なんか不思議な感じだった。僕はメッセージを返さなかった。

>あなたは私を愛して無いの?、あなたは私とやり直す?、私はあなたが必要です、返事をして! 
彼女のSNSを見ると、日本人の男とイチャイチャだった。さすがに怒った。彼女に言った。

<あなたは僕より他の男が大事、だから僕のメッセージに答えない。
しかし彼女の返事は無かった。夜中になってこんな返事があった。

>あなたは私が欲しくない事を知っている、だからそんな事を言う。
そんな返事が届き、益々怒ってしまった。そもそも復縁を持ち掛けたのは彼女だ。
徐々に彼女との関係がギクシャクし始めた。僕は年甲斐も無く逆上してしまった。
いったいどうすれば僕の気持ちは収まるのだろうか?
相手の反応を見るため、つい本気でも無い事を言った。

<bye

それが相手にとってどれだけの言葉なのか?
相手の性格、読み間違えると最悪な事態になる。強気に言ったら、終わった?
※浮気?このドキドキ感がたまらなかった

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