【モテるトリビア】タイの仏歴って何?


現在はほぼほぼ世界共通で西暦が使用されています。現在は2023年。
西暦はキリスト教で救世主と見なされるイエス・キリストが
生まれたとされる年を元年(紀元)とする紀年法とされています。
また日本では元号が使用されており、日本での書類や免許はなどは全て元号が記載されています。
それではタイは何・・・?本日はタイの仏歴についての【モテるトリビア】

西暦
キリスト教で救世主と見なされるイエス・キリストが生まれたとされる年を元年(紀元)とする紀年法と
イエス・キリストがユダヤ人として割礼を受けた日を紀元1年1月1日とする紀年法がある。
ラテン文字表記はヨーロッパ各国で異なるが、日本語や英語圏では、ラテン語の「A.D.」または「AD」が使われる。
A.D.またADとは「アンノドミニ (Anno Domini)」の略であり「主(イエス・キリスト)の年に」という意味。
西暦紀元、キリスト紀元ともいう。

元号
古代中国で創始された紀年法の一種。
特定の年代に付けられる称号で基本的に年を単位とするが
元号の変更(改元)は年の途中でも行われ、1年未満で改元された元号もある。
2023年(令和5年)現在、公的には世界では日本のみで制定、使用されている。

タイでは仏歴ってのがあるってよ

タイ独自の紀年法は「仏歴(ぶつれき)」と言います。
釈迦が入滅したとされる年、またはその翌年を元年とする紀年法で
東南アジアの仏教徒の多い国などで用いられているようです。

仏歴
ミャンマーやスリランカでは、釈迦が入滅したその年の紀元前544年を仏滅紀元元年(=1年)とする。
一方で、タイ王国、カンボジア、ラオスでは、釈迦が入滅した翌年の紀元前543年を仏滅紀元元年としているため
双方の紀元には1年の違いが生じている。
それぞれ、キリスト紀元(西暦)に544、あるいは543を加えた値が仏滅紀元となる。
英語ではBuddha Era、Buddhist Era といい仏滅紀元2548年を英語で表記するときはBE2548のように頭文字を用いて表記する。
なお釈迦の入滅の年は宗教的な伝来にもとづくもので学術的に言われている年と食い違っている。

ちなみに現在の西暦に543を足すと仏歴になります。
タイにいるとよく「あれ?今って何年だっけ?」となる事が多いのですが
これを覚えておくと計算するだけなのでとても便利です。

いつから仏歴を使用するようになったの?

タイ王国でラーマ6世によって1912年にラッタナコーシン暦が廃止され代わりに仏滅紀元が導入されたのが始まりと言われています。
導入の背景には西暦を導入するよりは仏滅紀元を導入した方が仏教の研究上都合がよかったからだと言われている。
仏歴が使用されるようになってまだ110年ちょっととまだ歴史は浅いです。