めっちゃ円安だけどタイの物価はどうなのか?

タイは一般的に物価が安いと言われています。
現在は円安で10,000円がおよそ2,510バーツ。
ちょっと前までは10,000円が3,000バーツ近くあったのに・・・。
食費・交通費・家賃など生活にかかる費用は、日本に比べてだいたい3分の1~5分の1程度だと言われていますが・・・。
(※2023年5月のレート 1バーツ=3.98円)

果たして本当にそうなのか? 見ていきましょう!

食費

外食文化が根付いているタイでは食費はとてもリーズナブル。
屋台やフードコートでの食事なら100Bもあればお腹いっぱい食べる事が出来ます。
だいたい一品あたり30~50Bくらい。

本当だ! 安いじゃん! って思ったそこのアナタ。
確かにタイ料理に関して言えば、日本に比べてとっても安い料金で食べる事が出来ます。
だがしかし! 日本食は全く別の話。
タイの日本食は日本に比べて高いのでお気を付け下さい。

ではタイで食べる日本食がどれくらい高いのか?
定食メニューでおなじみの【大戸屋】で比較してみました。

大戸屋で人気の鶏と野菜の黒酢あん定食
日本だとこちらの定食メニューは税込みで861円。
しかしタイだと同じメニューが299B。そしてサービス料10%と税金7%が加算されます。
しめて352B。 だいたい1400円。
同じメニューのものが日本の1.6倍! うーん・・・。 高いですね・・・。

もちろん全ての日本食が高いという訳ではありません。
タイにはリーズナブルな日本食屋・居酒屋もたくさんあります。
リーズナブルなお店に行って、やっと日本で食べる料金と同じくらい!ってところでしょうか?
お酒に関して言うと、生ビールが60~150B(2389円~596円)とお店によってピンキリですが、だいたい日本と同じくらいではないでしょうか?

交通費

バンコク市内を運行するBTS(スカイトレイン)とMRT(地下鉄)の運賃はどちらも16バーツ~(約63円~)
タクシーの初乗り料金は35バーツ(約139円)とこちらは完全にタイの圧勝です。

日本に比べてめっちゃ安いタクシーの初乗り料金。しかし注意点もあります。
タイのタクシーは「メーター」を使用することが法律で義務化されています。(普通はそうでしょ?って感じですが・・・)
中には悪質なドライバーがおり、メーターを使わず、お客さんに料金を交渉してくる場合があります。
その場合でも150B程度で、距離を考えれば日本よりも安いですが、きちんとメーターを使ってくれる人を選びましょう!

宿泊費・家賃

タイに旅行で来られる方、またタイで住もうと思っている方。
宿泊施設は、世界的に有名な高級ホテルから、バックパッカー向けのゲストハウスやコンドミニアム(マンション)と多種多様。

  • 高級ホテル…… 1泊1部屋3,000バーツ~7,000バーツ(約11,930円~27,836円)
  • 中級ホテル…… 1泊1部屋1,300バーツ~(約5,169円~)
  • ゲストハウス…… 1泊100バーツ~600バーツ(約397円~2,386円)

旅行者向けの宿泊施設のだいたいの料金がこちら。こちらも日本に比べてタイの方が安いのではないでしょうか!

エリアによりますがこんな感じの部屋がなんと月々10,000Bで可能

そしてコンドミニアム(マンション)に関して。
ちなみに私が現在住んでいるコンドミニアムは、およそ40平米のワンルーム。
アソークやトンローといった中心部ならもっと高いですが、私の住んでいるエリアなら
家賃は10,000B(約39,766円)と破格の安さ。

映画館

タイで映画を鑑賞するさいのチケット料金は180B~220B(約715円~約874円)と
日本と比べると相当リーズナブルな料金で楽しむことが可能です。
日本は1,800円ですからね!
タイが安いというか、日本が高すぎるんですがね。

まとめ

日本と比べて安い安いと言ってても、タイの物価も上がりましたし
円安の影響もあり最近はタイでの物価の安さというのを実感するのは難しいかもしれません。
タイ料理の屋台なんかも少しずつ値上げされたり、やっぱり日本食やお酒はちょっと高いなーって思う事がしばしば。

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