【注意喚起】保険金詐欺事件が多発しています!

※在タイ日本大使館より

SNSやインターネット掲示板を介した保証金詐欺事案の発生

最近、タイにおいて、以下のようなSNSやインターネット掲示板を介した融資保証金詐欺等の事案が発生し在留邦人が金銭をだまし取られる事例が報告されています。
心当たりのないメッセージや電話、手紙等を受け取った場合には、これを鵜呑みにせず、安易に個人情報を教えたり
メール等を送ったりしないなど、詐欺の可能性を疑って対応されるよう、十分ご留意ください。

SNSを介した融資保証金詐欺の特徴
  • タイ国内に実在する日系の金融機関を名乗る者から、フェイスブックやライン等のSNS(ソーシャルネットワークサービス)を介して接触。
  • 好条件を提示するなどして個人向け融資を勧誘。
  • 融資を行う前に、融資保証金として数千バーツの支払いを要求。
  • 支払いを拒否した場合は契約不履行として訴えるとの脅迫めいた内容のメッセージを送信。
在留邦人向けインターネット掲示板を介した詐欺の特徴
  • タイの在留邦人向けの情報掲示板にて、ゴルフ会員権及びタイランドエリート会員権の譲渡やコンドミニアムの賃貸などについて、好条件で提示。
  • 契約の前段階で、保証金として費用の一部を事前に振り込ませる。
  • 信用させるため、特定の個人の旅券の写真ページを送信するのが特徴。
その他の多い詐欺事件

ゴルフ場におけるクレジットカードすり替え事案の発生

2021年12月頃から、首都バンコク等に所在するゴルフ場においてロッカー内に預けている財布から
クレジットカードを抜き取られ別の第三者名義のカードにすり替えられるケースや
カウンターで自身のクレジットカードで料金支払後、別の第三者名義のカードを返却され
気付かずにいたところ、その後自己名義の実際のカードが何者かに不正使用されていたとの報告を複数件受けています。

ゴルフ場において、施錠設備のあるロッカー内に貴重品等を預けていたにも関わらず
クレジットカードを何者かに抜き取られたり、すり替えられる等の事案は過去にも複数件発生しています。

ついては、被害防止のため、鍵のかかるロッカー等であっても決して油断することなく
貴重品等は肌身離さない等の防犯措置を徹底してください。
なお、財布からクレジットカード等を入れ替えられた場合には自身の物でないと気づくまでに時間が要することもありますので、御注意ください。あわせてクレジットカードでの支払い後は改めて自身の物に間違いがないか必ず確認しスキミング被害にも十分注意してください。

その他、クレジットカードで支払いをしたが、金額を確かめずにサインや暗証番号を入力し
レシートを受け取らずに帰国してしまい日本に帰国してから一桁多い金額の請求書が送られてきた
といったケースもあります。

高価な品物を購入する際は信用のおける店を選ぶことが重要です。
また、信用のある店であったとしても品物をよく吟味し、クレジットカードで購入する場合は
金額などに間違いがないことをよく確認しレシートを必ず受け取ることが必要です。