2022年6月1日からスタート
2019年にタイで「個人情報保護法」が発表されましたが、新型コロナウィルスによる影響により長らく延期されていましたが
ついに2022年6月1日より施行されることになりました。
日本では2005年から施行されている「個人情報保護法」
日本から遅れること17年。タイで施行される「個人情報保護法」
通称「PDPA」
タイの「個人情報保護法」に関してちょっとした内容や
気を付けなければいけない事などなど紹介されて頂きます。
「個人情報」は以下の8つ
- 特定の個人を識別できる情報
- 連絡先情報
- 財務資料、金融取引に関するデータ
- 購買履歴などを含む市場データ
- 統計資料
- ウェブサイトを通して収集されたデータ
- 健康情報
- 秘密情報
保護される7つの権利
- 個人情報へのアクセス、またはコピーの取得に関しての権利
- 同意を撤回する権利
- 別の個人情報管理者へデータを移植させる権利
- データ使用に関して異議を申し立てる権利
- データを削除する権利
- データ使用を制限する権利
- データを訂正する権利
注意点としてタイの「個人情報保護法」は
タイ国内で起こる事象に限定されるのではなくタイ国外においてもタイが関係する情報を取り扱う際に適用されるということです。
タイで知り合った方の電話番号やLINEといった連絡先を本人の許可なく
他人に教えたりすることもダメですので、そういった情報の取り扱いは気を付けましょう。
またSNSによる配信にや投稿に関しても同様の事が言えます。
基本的に個人利用目的では特に問題はないそうですが、営利目的の場合は
「個人情報保護法」違反の可能性がありますので気を付けましょう。
罰金と罰則
6か月~1年未満の禁固刑か50万~100万バーツ以下の罰金 もしくはその両方