タイは西暦よりも仏暦?

2019年5月1日から日本では新しい元号になりました。
新しい元号は「令和」
2021年時点では令和3年となります。

この「元号」は主にアジアにおける紀年法の一種で、昔は中国、朝鮮、ベトナムでも使用されていましたが
今は日本だけ!元号を使用しているのは日本だけなんですよ!なんかビックリ!

さてこの元号のように特殊な紀年法を用いているのがタイの仏暦です!

仏暦とは?

釈迦が入滅したとされる年、またはその翌年を元年とする紀年法

タイの紀年法について西暦も併用されているが、ラーマ6世によって1912年に導入された仏滅紀元(仏暦)が主に使用されている。

現在、西暦2021年ですが、仏暦だと2564年!
タイで生活しているといたるところでこの仏暦標記の数字を目にすることになります!
タイでは日付を表記するときに【日・月・年】の順番で表記するので例えば本日なら【10/8/2564】と書きます!
8月10日なのか10月8日なのか混乱しそうですが、日にちが先なので8月10日と解釈するのが正しいです!

仏暦は日本人にとって馴染みのない紀年法ですが、タイに来られた際は目にする事もあるかと思います!
混乱しないようにお気をつけ下さい(‘ω’)ノ

おまけ

現在は元号は日本でしか使用されていません。
645年「大化」より始まったとされる日本の元号ですが平成までで247個!
次の新しい「令和」が248個目!
これだけたくさん元号があった中で使用期間が長かった元号とは一体何なのだろう??

  • 1位・昭和 64年
  • 2位・明治 45年
  • 3位・応永 35年
  • 4位・平成 31年
  • 5位・延暦 25年
  • 6位・正平 24年
  • 7位・天文 24年
  • 8位・延喜 23年
  • 9位・天平 21年
  • 10位・享保 21年

まあ昭和が一番という事は分かってましたが明治以降の元号が三つ入ってるのもちょっと驚き!
昔は何か不吉なことがあると元号を変えていたようで5年足らずで新しい元号に変わったりすることがよくあったそうです!
今は天皇の在位中は元号を変えないという「一世一元の制」という法律があるため頻繁に変わる事はありません。
それにしても「昭和」の64年ってめちゃ長いですね!