第3話:初めての連れ出し、そしてハリウッドでデート♪

人生のボタンの掛け違い

その日、パタヤのウォーキングストリートを徘徊した。
もし、この日『クレイジーハウス』より先に『ギンザ』に行っていたら…そんな事が頭を過った。
人生、どこでどうボタンを掛け違うか判らない。
もしかしたら、そのとても気に入っていた『ギンザ』の女の子が、僕の彼女になっていたかもしれないのだ。
しかし、今となってはその女の子は僕の視界に入らなくなっていた。

初めての女の子へのプレゼントは、安物の靴だった
女の子はそれ程、贅沢はしていないのかと
この時は安心したのだが…

人生のボタンの掛け違い

店を出ると、女の子は足が痛いと言い出した。店の横の露店ので靴を買って欲しいと。
こう言う靴って、買った事は無いけど、いったい幾らくらいするのか?
女の子の選んだ靴は350バーツだった。
意外と安い物でホッとした。これが女の子に買ってあげた最初のプレゼントだった。

モーターサイでの楽しみ

ウォーキングストリートを出る時に、屋台でパッタイを買った。そして、モーターサイに一緒に乗った。
タクシーだと料金は人数に関係は無いが、モーターサイだと一緒に乗っても人数分取られる。
それなのに何故か、パタヤの風俗嬢はタクシーよりモーターサイが好きだ。日常的に気軽く使っているからであろう。

いままで何度も女の子と乗ったが、真ん中に挟んだ女の子が「後ろからしっかり捕まって」
と手をお腹まで廻せと言う子は初めてだった。

しっかり捕まると、必然的に僕の股間は女の子の尻に密着する。
モーターサイの振動と女の子のお尻に当たる股間のの感覚と、
そして、女の子の股間に手をすべり込ませ、その感覚を楽しんだ。

彼女との初夜

ソイ・ブッカオのホテルに到着し、部屋に連れ込んだ。この定宿に、女の子を連れて来たのは初めてだ。
パッタイを食べながらいろいろ話をした。英語とタイ語の単語を並べただけだが、会話は楽しかった。
そして、僕は女の子がとても気に入った。

そして、女の子の体を求めた。
女の子はとても情熱的に迎え入れてくれた。なのに、僕は好きになると、何故か逝けない事がある。
その時も、何度も女の子を求めたが、逝けなかった。
女の子は、マイペンライと言って流した。
ちと情けなかった。
でも、女の子と一夜をともに出来た事の喜びはとても大きかった。女の子は昼近くまでホテルに居て、昼食をした時に聞かれた。

「今日は、どうするの?」
「まだ予定を決めていない」
「今日も、お店に来て欲しいな…」

初々しく、お願いポーズをされると、ついOKしてしまう自分がいた。

ハリウッドでのやきもち

翌日も彼女を連れ出した。
仲間と合流して、一緒にディスコに行く事になった。
パタヤでは有名なハリウッドと言うディスコだ。
ハリウッドには多くの若い女の子が遊びに来る。
他の女の子達を見ていると、視線を遮る女の子が居た。
それ、やきもち?
やきもち焼かれるのは、とても嬉しい事でもある。
それだけ自分の事を必要としているからだ。
男と言うものは、女に頼られると、頑張ってしまうものだ。
女からして見れば、単に金づるがよそ見しない様にしているだけなのだろう。
それでも男は、解かってはいても嬉しいものだ。
ハリウッドで踊る女の子はとても可愛らしかった。そして、時々僕に視線を向けてくれる。

2度目は女の子も積極的になった

ハリウッドを後にし、ホテルに戻った。女の子と楽しんだ。
昨日、逝けなかったのを気にしてか、女の子はそのまま上に乗って来た。
逝く時は外で出してね、と。
そして、僕は女の子のお腹の上に放出した。
連日、連れ出すと思わぬ嬉しい事もあるものだ。

翌日、ホテルをチェックアウトし、女の子と一緒に昼食を取った。
女の子に「次はいつ来るの?」と聞かれた。
パタヤとバンコクは遠い様で、意外と近い。

帰りのバスの中で、僕は次の予定を考えていた。

つづく

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