本当に時が経つのは早いもので2023年も12月に突入しました。
つい最近、2023年になったのを祝っていたと思ったら、2023年も終わり2024年を迎えようとしています。
いつも暑いタイではあまり年末年始の雰囲気を味わえませんが、それはもう慣れたものです。
という訳で本日は年末年始・干支にまつわるモテるトリビアをお送りいたします(‘ω’)ノ
12月31日のことを大晦日と言いますよね。
子供の頃は何で12月31日にはこんな特別な呼びかたがあるんだろう?って疑問に思ってました。
それにしても大晦日ってゴージャスな呼び方。一体どんな意味なんでしょう?
晦日(かいじつ)
みそか・つごもり。毎月の末の日。
毎月の最後の日を表す晦日という言葉があります。
12月31日は1年を締めくくる最後の日ですから「晦日」+「大」=「大晦日」のできあがり(‘ω’)ノ
大晦日とは本来、これから新年を迎えるに当たって「年神様」を迎えるための行事です。
「年神様」ってどんな神様?
元旦に家々に新年の幸せをもたらすために高い山から降りてくる神様が「年神様」
「正月様」「歳徳神(としとくじん)」とも呼ばれています。
昔の人は祖先の霊が田の神や山の神になり正月には年神となって子孫の繁栄を見守ってくれるのだと考えていました。
そこでたくさんの幸せを授かるために年神様をお迎えしてお祝いする様々な風習や行事が生まれました。
今では家族で過ごしたり、年越し蕎麦食べたり、紅白歌合戦を見たりと
その年に合った事を振り返ったり、来年に向けての目標や豊富などを考えたりと
まぁこういった過ごし方もあながち間違っていないでしょうね(‘ω’)ノ
紅白歌合戦なんてもう何十年も見ていません・・・。
どうですか?最近の紅白は面白いですか?
ね・うし・とら・う・たつ・み……。
子供のころは覚えるのに必死でしたが、不思議なもので一度覚えたらなかなか忘れられないもの。
この動物たちの事を干支と言ってますが、厳密には十二支。
干支と十二支は同じものではありません。
イノシシやネズミなど12の動物のことを干支(えと)と呼んだりしますが正確にはこれは十二支(じゅうにし)であり
厳密に言えば干支を構成する一部分なのです。
干支を完成させるにはもうひとつ、十干(じっかん)というものが関係してきます。
干支とは、十干と十二支の組み合わせで構成される数を表す単語です。
アジア一帯で広く暦や時間、方角、角度など様々な物事を表す際に使われていました。
起源は古代中国(商・殷)の時代で朝鮮半島やベトナムなど南アジア、日本、ロシアなどにも広まっていったと考えられています。
十干とは10種類の文字の集合体です。
「干」とは木の「幹」を表す字と考えられており物事の順番や並びを表す字として暦などに用いられていました。
また文字それぞれにも意味があり草木の芽吹きから土に帰るところまでを表しているともいわれています。
十二支は日本でもお馴染みの12の動物たちの集まりです。
「支」とは木の「枝」を表す字でありこちらも古くから暦や時間、方角などを表すときに使われていました。
この十干10文字と十二支12文字を組み合わせた60通りが「干支」なのです。
と長々と話してきましたが今は十二支の動物たちのことを「干支」と呼んでも問題ないでしょう。
それで話も通じますし、わざわざ話の腰を折って訂正するほどの事でもないでしょう(‘ω’)ノ
十二支は方角にそれぞれ動物を当てはめて決めていったらしいのですがなぜあの12種類の動物が選ばれたのか理由はわかっていません。
ハッキリとした理由は分かっていませんが日本に古くから伝わる十二支に関する物語があります。
これは聞いた事がある方もいるかと思います。
昔々、神様が動物たちに
「1月1日の早朝、一番最初に新年の挨拶に来た者から12番目までを1年ずつ動物界のリーダーに任命します」
と言い出しました。
十二支をもっと世の中に浸透させるべく作られた物語だと思いますが、誰もが知っている動物が登場し
子供でも楽しめる物語なので覚えてもらいやすい。実際に今でも語り継がれていられるほど有名な物語です。
そして1月1日の朝にたくさんの動物たちが神様のもとを目指し駆け出します。
次々に神様のもとを訪れ、挨拶をし12位までの順位が決定します。
ね・うし・とら・う・たつ・み・うま・ひつじ・さる・とり・いぬ・い
それがこの順番だと言われているのです(‘ω’)ノ