【モテるトリビア】月の大小のなぜ?


一昔前に流行った雑学。一時ブームになりましたね。
昔のファッションが流行ったり、昔の曲がまた聞かれはしめ人気に火が付いたり流行というのは回っているのです。
という訳でまた来るかもしれない雑学ブーム!そこでやってまいりました【モテるトリビア】のお時間です。
物知りな男性はモテるに違いない!きっと・・・。たぶん・・・。

31日があったり無かったり意味不明!?


もうすぐ11月も終わり・・・。12月に入って、そのままあっという間に2022年も終わるでしょう。
そういえば11月は31日が無く、12月は31日まである。
小さいときに31日が無い月を覚えるの大変だったな。
祖母から「西むくサムライ」を教えて貰って感動したのを今でも覚えています。
っていうかそもそも何で31日がある月とない月があるんだろ?
当たり前のように生きてきたけど、改めて考えると1ヶ月の日数が共通じゃないのは違和感があります。

月の大小


主に世界ではグレゴリオ暦が使われているところが多いかと思います。
その前に使われていたのは太陰太陽暦というものでした。
この太陰太陽暦が使われていた時代は、月が地球の周りを29.5日で1周していたことから
暦月の日数を29日と30日としてこれを交互に入れました。
そうする事で0.5日という日数の計算をしやすいようにした訳です。
29.5日×2=59日
29日+30日=59日
そして29日を小の月、30日の月を大の月と呼ぶようになりました。

グレゴリオ暦 (Gregorian Calendar)
1582年2月24日、ローマ教皇グレゴリオ13世により導入された太陽暦。
現在も世界的に使われているこよみです。

太陰太陽暦(lunisolar calendar)
太陰暦を基とするが太陽の動きも参考にして閏月を入れ、月日を定める暦(暦法)のこと。

そしてグレゴリオ暦へ


ローマ帝国のユリウス・シーザーは太陰暦当時の「大の月・小の月」の発想を取り入れて
大の月(31日)と小の月(30日)を作りこれを交互に並べて1年を構成するという改良を加えました。
大の月が6と小の月が6で
31日×6か月+30日×6か月=366日
うるう年ならこのまま使えばいいし、うるう年でなければどこかから1日を引けば365日となります。
単純な仕組みで分かりやすいためこの方式が取り入れられ、より洗練され現在のグレゴリオ暦へと進化し
世界に浸透していったという訳です。

うるう年


地球が太陽の周りを回る(公転)日数を1年と定義しています。
かかる日数は365.2422日とされています。
この0.2422日という端数を処理するためにうるう年があります。
うるう年は4年に1度という周期で来ますが、それは端数の0.2422日が4年でおよそ1日という日数になるからです。
そのため4年に1度、1年を365日から366日にして調整している訳です。
しかしなぜプラス1日が2月なのか?
それはとてもとても昔は1年は3月から始まり2月に終わっていました。
そのため最終月の2月に1日を加えていた訳です。