毎年行われるタイの徴兵制度。
タイ王国の男性は、21歳に徴兵検査を受ける義務があり身体検査合格者からくじ引き(黒票:免除、赤票:兵役)によって実際に徴兵される者が選ばれる。
ただし士官学校生や一般の学校(マッタヨム4~6年)などで「軍事科(ウィチャー・タハーン)」を受けた者や
身体や精神に障害のある者、体力のない者は徴兵対象外とされている。タイのMTF(性同一性障害)やトランスセクシュアル(性転換)の中には男性器を切除した者も多いがタイの法律では戸籍の性別は変えることができない。
たとえ“手術済み”のトランスセクシュアルであっても戸籍上の性別が「男性」である限り、徴兵検査と兵役のくじ引きに参加しなければならない。
しかし、今までは「強く勇敢な兵士になれそうになく、軍の風紀も乱れる恐れがある」との理由から「精神障害者」ということにして不合格としていた。ところが、『NATION』紙2008年3月20日号によると、ゲイ権利団体が軍に「徴兵検査失格証明書に精神障害者であると記載されているために就職やローンの審査で不利になる」と抗議した。それを受けて防衛省徴兵局長のソムキアット将軍が「精神障害者と記載するのはすぐに止め、男でもなく女でもなくトランスセクシュアルを差別するのでもない新しい第3の性別名を探してみる」と述べた。
「第3の性別名」が決まるまでの間は、徴兵検査を受けるカトゥーイは「30日以内に完治しない病気に罹っている」として不合格にすることとなった。さらに「第3の性別名を適用されるためには、3年間連続で彼らが真剣に女性として生きようとしていることを証明するレポートを軍に提出しなければならない」とソムキアット将軍は述べた。ちなみに徴兵検査参加者のうち、トランスセクシュアルが占める割合は毎年1%未満である。
日本では馴染みのない徴兵制度!
韓国、ベトナム、イスラエル、ロシアなど約50か国が徴兵制度を採用している。
もちろんタイもその中に含まれているわけだが、上にあるようにくじ引きで兵役(陸・海・空)と兵役免除を決める。
抽選は国民の一大行事でテレビ中継までされているそうw 中にはくじを引いて失神する若者もいるんだとかw
いわゆるレディーボーイと呼ばれる人たちも戸籍が男性である事には変わりないので、くじ引きをする事になる。
※タイの現在の法律では性別の変更は出来ない
そんな平等に行われる徴兵で【兵役免除になった男性】がいる!!
・・・・・それがコチラ!!
「強く勇敢な兵士になれそうになく、軍の風紀も乱れる恐れがある」という事で兵役免除。
確かに男性とは言え、こんな方が居たら風紀が乱れるのも分かるw
頭では男だと分かっていても、軍という過酷な環境にいると、パニくってしまうかもw
それにしても綺麗な方ですね~! 見ただけではこの人が男性だととても信じられません。
スタイルもヤベー!これがタイのクオリティ!
みんながみんなこんな綺麗な人ばかりでは無いと思うが、中にはこちらの男性のようにくじ引き前の適正検査で”不適合”として兵役免除とされる人もいる。
まぁ本人的には嬉しい限りでしょうねw
LGBTにはなかなか寛容なタイですが、まだまだ法整備が追い付いていない印象!性別の変更が出来ないため、わざわざ徴兵の為に適性検査などをされるハメに。
タイらしいというか何というか・・・。