コンビニでの生ビール販売が禁止!

2018年10月31日にコンビニエンスストアでビールサーバーなどの器具を使ってアルコール飲料を販売することを禁じるタイ首相府布告が施行された。

日本のセブンイレブンで、首都圏の一部店舗にビールサーバーを設置して、生ビールのテスト販売を始めるという計画がありました。
ただ紆余曲折あり、その計画は中止に。

そんなセブンイレンブンのビールサーバーですがタイでは昨年の10月に試験的に設置されました。

しかしアルコールの広告が禁止されていたり販売時間に制限があったりと、アルコールには厳しいタイですから「テスト販売成功」⇒「本格販売開始」とはなりませんでした。

最初に持ち上がったのが法的問題。
ビールサーバーのロゴが広告に当たるのではないかということと、店舗で客自身がビールを注ぐことが違法であるということ。
これらは、通常ビールサーバーにカバーをして見えなくすることと、ビールを注ぐのは店員が行うということで、法的問題はなしとなったのです。

しかし・・・

さらに大きな問題は、アルコール反対運動家たちからの強い抗議でした。
彼らの主張は、ビールサーバーの設置により、気軽にビールを飲む人が増えてトラブルが起きかねないというもの。
先述の通りアルコール販売時間には制限があっても、今でも気軽にセブンイレブンでビールは買えるので
ビールサーバー設置でも大きな変化はないようにも思えるのですが、アルコール反対運動家たちは店頭でデモを行うなどして強く反対。
結局ビールサーバー設置は中止となったのです。

確かにアルコールによるトラブルは多くアルコール反対運動家の言っていることも分からなくはないのですが
悪いのはアルコールではなく、アルコールを飲む側の人間ですから。

アルコールのせいでトラブルが起こっている訳ではありませんよ。

現在はお店側がお酒を提供してもいい時間帯が法律によってきまっております。

・11時~14時
・17時~0時

以上の時間帯のみ販売がOK!

上記の時間帯に合わせてランチ・ディナーを営業している飲食店がほとんど。
コンビニも上記の時間帯以外はお酒の購入はできません。

アルコール反対運動家たちの講義でビールサーバー設置が中止になってしまい
コンビニエンスストアでビールサーバーなどの器具を使ってアルコール飲料を販売することを禁じるタイ首相府布告が施行された訳で・・・。

これを機にもっともっとアルコールに関する規制が厳しくなっていくんでしょうか?

お酒を売っていい時間帯もどんどん短くなったり、そしてゆくゆくはコンビニでお酒の販売が禁止になったり・・・
アルコールに厳しいタイなだけに本当にありそうで怖いw

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