閏年(うるうどし)って何!?

2020年も早いもので気づけば2月に突入です。
こりゃあっという間に東京オリンピックが始まって、気づけば終わってて
そしてあっという間に2020年が終わってるんですね。
あー怖い怖い・・・。
さてさて今回のテーマは「閏年(うるうどし)」です。
皆さん気づいてらっしゃいましたか?
今年は閏年なので2月は29日まであるって事に!!!

そもそも閏年って何?

閏年とは閏のある年である。これに対し、閏年ではない年を平年と呼ぶ。
Wikipediaより

いやいや、余計に意味分からんわ!
閏のある年て・・・それを聞いとんねん!
っていうツッコミが聞こえてきそうですが我慢して下さい。

閏年とは何か? ざっくり言うと
1年は365日だけど、約4年に1度、366日の年がある。それが閏年!

では何故こんな事が起こるのか?
説明していきたいと思います!

閏年の仕組み

そもそも何で閏年っていうこんな面倒くさいものが存在するのか?
地球は太陽の周りを約365日かけて1周します。
これをもとに作られた暦が太陽暦というものです。

約365日に地球が太陽の周りを1周すると書いたように
実際は365.24218944日で地球は太陽の周りを1周します。
つまり少しずつ少しずつズレが生じるという事!

このズレが4年で約1日分になるので閏年の年は2月に1日増え
2月29日が生まれるわけです。

なぜ2月に1日足されるのか?

4年に1度、閏年というのが生まれる仕組みは分かりましたが
なぜそれが2月なのでしょう?
別に1月32日でも3月32日でもいいのに・・・
なぜ2月に1日足されるのか・・・・?

そもそも2月だけ28日しかないのも、閏年に日数が変わるのも
どちらも古代ローマで使われていた暦において現在の2月にあたる月が1年の終わりの月だったためです。
つまり1年の最後を締める月に1日を足して調整していたのが
今の太陽暦になり、それが2月という月に置き換わり今にいたるようです。

閏年の計算方法

2つのルールにより閏年は定められています。
①4の倍数になる年は閏年
②例外として100の倍数になる年の中で400で割り切れない年は平年

地球が太陽の周りを1周するのに365.24218944日かかると言いました。
1年を365日とする太陽暦において実際と多少のズレがあるため
4年に1度、閏年として1日を追加するのですが
それでもまだ多少のズレが生じます。
1年で0.25日のズレだったら4年で丁度1日分ですが実際はそうではないですからね!
そのため閏年もその分減らさないといけません。
それが②のルールに該当する事です。

誕生日が閏年の人はどうなる?

2月29日が誕生日の人は必ず言われるであろう言葉
「誕生日が4年に1回っていいよね~!4年に1回しか年とらないの?」

まぁその疑問もごもっともですがご心配なく!
日本には年齢に関する法律がきちんと定められていて
その法律を元に毎年きちんと年をとる事が出来るのです。

その法律には”誕生日前日の24時をもって年齢を加算する”とされています。

これはとても不思議な感覚なので説明が難しいのですが
例えば1月1日の23時59分の次は、一般の感覚では午前0時なのですが
法律上1月1日の24時00分という時間が存在します。その24時00分を経て午前0時になります。
1月1日の24時と1月2日の0時は違うもの!という事ですね!

なので2月29日生まれの方は2月28日の24時を迎えた時点で年を取る事になります!
ふぅ~なんて変な法律なんだろうwww

閏年って英語で何て言うの?

閏年は英語で”leap year”(リープイヤー)と言います。
leap(リープ)とは跳ぶという意味がありますが、では一体何が跳ぶんだろう?
これは色々と説があるようですが曜日が “leap” するから “leap year”

どういうことかと言うと閏年ではない「平年」が続く年では
来年の同じ日付は曜日が一つ後ろにずれます。
例えば2月28日が木曜日だったとしたら翌年の2月28日は金曜日になります。

でも閏年が来ることによって曜日がさらにズレてしまう!
それを跳ぶという意味を持つleapで表しているのでしょう!