タイの雑学②【タイの交通ルールってやばくない?】

日本がしっかりしすぎているのか? タイがちょっとおかしいのか?
日本人がタイに来てまず思うことは「タイの交通ルールってどうなってるの?」ということ。

横断歩道を歩いていても車やバイクが平気で走ってくるし、そもそも歩行者が優先だという認識がないんだろうな!
渋滞が激しいときは歩道を走っているバイクをよく見かけます。日本だったらアウトですよ!

信号に関しても守っている人なんてまずいない。
そもそも赤信号でも左折は大丈夫だという理解不能な暗黙のルールがある。
なので左折車線で赤信号で止まっていると、後続車からクラクションをめちゃ鳴らされます。
こういうのも渋滞の原因のひとつですよね。

とうとうタイ政府もこれではヤバいと思ったのか、日本のような交通ルールを導入する予定みたいです。
日本では交通違反点数制度が導入されていて、違反の内容によって点数が引かれ
講習や数年間の免許停止、または免許の取り消しなど、タイと比べると厳しい処置がされる。

これが導入されればタイでも交通ルール違反につき点数が何点マイナス。それと罰金も払うことになるでしょう。
最大で半年間の免許停止もあるみたいです。
それと飲酒運転が大変多いタイ。毎年ソンクラーンになると盛り上がってたくさんお酒をのみ、死亡事故をよく起こしています。
2019年のソンクラーンでは2日間で100名ほどが事故で亡くなっています。
日本と同様に飲酒運転に関して、運転手以外にも、同乗者と自動車の所有者も法的責任を負うようになるとのこと。

当たり前といえば当たり前ですが、ようやく当たり前の交通ルールができそうです。

しかし問題がひとつ!
いくら交通ルールが厳しくなったって、それを取り締まる警察がしっかりしてくれないと全く意味がないということ。

今でもバイクのノーヘルなど違反者がいても普通に見逃している警察はたくさんいますし、何なら多少の賄賂を払って見逃してもらう者もいるくらい。
交通ルールを厳しく制定することは大変いいことですが、それよりもまずは警察の体制を変えるのが先のような気がします。