第28話:半同棲6日目 金は使うし疑惑が山盛り それでも…

Google翻訳での誤解

>僕なんかじゃ満足出来ない?
>うん
>!・・・Yes、No?
>Yes

ショックだった。こんなにはっきりと言われたら、もうエッチは出来ない。
しばらくふさぎ込んでいた。すると、彼女は僕にすり寄って来て

>どうしたの?
>…あんな事、言うから…
>なに言ったの?
>どうせ他の男の方がいいんだろう?
>何言ってるの?
>なぜ僕なの?エッチだって、お金だって、外見だって、もっといい人いっぱいいるでしょ?
>?
>結婚やめようか?

すると彼女は急に泣きそうになり、

>どうして?解らない
>さっき、満足出来ない、と言ったでしょ?
>言って無い
>?

Google翻訳で日本語からタイ語に変換したものが、まったく意味の違う事だった様で、お互いに誤解が生じてしまった様だ。
言葉の壁がもたらした出来事… 言葉って、日本人同士だって意味を取り違えて大変な事になる事もある。
これからは、解らない時は絶対に、Yesと言わない様にお互い誓い合った。彼女は、私は長い間多くの男の人を見て来たけど、その私が選んだのがあなた。
だから私を信じて、と言う。電話の事も、男とこそこそ話なんかして無いし、オンリーユーだから信じて、と。
出来たら365日毎日一緒に居たい、彼女が自分だけの時間が欲しいのかと思っていたら、本当はずっと一緒に居たいって解りとても嬉しくなった。
まだ日本の家族には話していないが、いづれ話さなければならない。
もう後戻りは出来ないし、彼女と別れる事は無理だから… 
※同棲での生活姿を見れるのは僕だけ

同棲での生活姿を楽しむ ツケは金

いつもの様に朝のブログ更新中、今日はいつもに増して、彼女がくっついて来た。きっとジャックファン(歯ピアス)のせい?
案の定、午後昨日おねだりされていたジャックファン(歯ピアス)の安いのを着けに行った。病院で無く、普通のマッサージ屋のような所だった。
色とりどりなサンプルを見せられ、一つ選び、ベースを付けた後、ピアスを載せて行く。
最後に、なにやらブルーの光線を発する機器で、すべてを照らして終わり。ものの30分で終わった。
料金は1800バーツ。日本人の男性は好まない人が多いが、タイ娘は一度装着し外すと、まるで裸でいるような感じなんだそうだ。
歯の服みたいなものなのか?
※ジャックファンにご満悦

ローンで気軽く買ってしまうのはタイ人気質?

バイクのローンが残っていた…月々3500バーツ。
ま、自分もこれから乗るのだと思えば、払わない訳にはいかない。
しかも、先月分も未納だとか…その後、いつもの様にママのフルーツの売り場へ行った。
食事を買うからと1000バーツ、お釣り無し。僕はほとんど娘の相手をしていて、彼女との楽しみは無し。
店じまいすると、今度はファミリーの所に行って雑談。僕が入る余地なし。
何度も僕の話題になっている様だが、ちんぷかんぷん。そしてまたソムタム作るからと1000バーツ。
その後、ファミリーの団らんが午後10時まで続いた。

僕の予定ではママにも渡すので、1日1000バーツでもきついのに、ファミリーの食事代まで毎日は出せない。
ま、毎日そうするつもりは無いと思うが…まだまだ僕の財布を理解していない。
もっとも、日本人を捕まえて、ファミリーの前でし自慢したいのだろう。
そしてファミリーにご馳走する事で彼女のファミリー内での地位が確立するのだ。

午後10時、アパートに戻り映画鑑賞した。
僕はすぐにうとうとと…午前3時にふと目覚めると、彼女がちょうど寝ようとしていたところで、明かりを消したので、くっついて寝ようとしたら拒否られた…
エッチは嫌い、体は触るな、、、最近は、ラブラブ会話も少なくなりつつ… 

疑惑と忠告

そういえば昨日、ふと彼女のスマホが鳴りだした。
ふだん鳴っている着メロでは無い。この着メロ、ほぼ毎日かかって来るが、いつも出ずに電話を切る。
誰?と聞くと、友達の女の子と答る。一緒になる前からヤキモキしている。

多くの方からのメッセージが来た。
そんな子は止めとけ、どうせタイ娘なんて…、ファミリーに食いつぶされるぞ、もっと説教して節約させろ、中には頑張れ!
と言うメッセージも。
※母であり女である彼女

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