風俗マイスター タズヤンのバンコク風俗の旅!第10回「癒やしのゴザバーに行ってきたでぇ~!」

ゴーゴーバーやエロマッサージなど日本人好みの風俗店ではなく
ローカルエリアの注目店を訪ね歩く風俗情報誌HOW?の特別企画「タズヤンのローカル風俗の旅」
今回は、やって来ましたタイ国鉄フアランポーン駅(バンコク中央駅)駅舎のすぐ前に広がる、その名も「ゴザ(茣蓙)バー」
当地に住む日本人でさえもあまり知らない穴場中の超穴場。お届けするのは、もちろんバンコク風俗界の帝王

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実は今回の企画で紹介されるまで、このゴザバー、俺も知らんかった。
「なんやねん、それ?」って編集部に聞いたところ、どうやら深夜から翌朝までだけ営業する路上バーがフアランポーン駅近くにあるっちゅうねん。
俺の知らない世界がバンコクにまだある。それだけで、もう興味津々。
居ても立ってもいられんなくなって、そそくさと出かけていったよ。

ザっと20は出ていたろうか。
至るところに、ゴザ、ゴザ、ゴザ。地下鉄MRTフアランポーン駅3番出口を出た先の路上には、午後10時近くにもなると、路面がゴザで敷き詰められていた。
どれもこれも、せいぜいが2畳ほど。日本にある畳表とはちょっと違った、ナイロン系の敷物の上に、若い女の子からおばちゃんまで接客係が1人ないしは2人程度、ポツンポツンと座ってひたすら客を待っている。
予備知識がなかったならば、ここが何なのか見当も付かなかっただろう。

ここで彼女たちが売っているのは、タイの「養命酒」との異名を取る「ヤードン」
いわゆる薬用酒だ。複数の酒や溶液を混ぜているようで、赤色から茶色、さらに濃さを増した茶褐色まで色合いはさまざま。
これにチェイサー代わりのぬるい水がつく。お猪口ほどのチョイ飲みグラス1パイで20バーツ、あるいはポケットウイスキー大の小瓶で100バーツ。女の子たちの飲み代やお喋り代はコミコミだ。

※フアランポーン駅前の様子。
ゴザバーがいたるところにあり、どこに座るか迷ったわ~。
※ヤードンは自分で作ってくる。
営業前にペットボトルから瓶に詰め替える。

バーとは言ってはみたものの、そのサービスや形態は少しずつ異なるようだ。
まず、つまみ。タイの伝統的な調理鉢「クロック」とすり棒の「サーク」を置いている店もあって、その場で新鮮なソムタムやヤム料理を提供してくれる。
魚の干物やローカルの菓子を置いているところもあり、さながらバーでよくある乾き物といった様相だ。さらには、近くに並ぶタイ料理屋から出前を受け付ける店も。
三者三様なのがとてもいい。
※こんな可愛い子もいた。確か28歳だったかな。
横にはお母さんらしき人も居たから声をかけるのをためらった。

お喋りといっても、挨拶程度のものから身の上話まで、こちらもさまざま。
客なんて構っていられないと、グラスに酒を注いだ後はひたすらスマートフォンに目をやる不届き者も。
一方で、「お客さん、どうやってここを知ったの」とか「彼女いるの?」なんて、期待を持たせるような話しを振ってくる女の子もいる。
鼻の下を伸ばして癒やされながら酒が飲めるのは、銀座もここもあまり変わりはないと思った。

探究心が増してくるのも、開放的な路上バーならではか。いろいろ迷って俺が選んだゴザバーは、ロングヘアーが可愛いプロイちゃんの店。
※笑顔が素敵なプロイちゃん。この垢抜けてない感じに癒されるわ~。

いつもは、お祖母ちゃんや叔母さんと店に出ているのだけど、今日は休みで一人で店番とか。店番とは言ってもすっかり手慣れた様子で、次第に酒に酔ってきた俺を手玉にする場面も。俺の目を「エロい!」と言ってからかってみせたり、つまみのスナック菓子をおねだりして近くのセブンイレブンで買わせるという強者ぶりも見せていた。

プロイちゃんによると、ゴザバーの女の子たちの出身はさまざまだそうだ。ただ、ソムタムを提供する店では東北部ロイエット出身者が多いという。ロイエットなど東北部は伝統料理ソムタムの発祥地。なるほど、こんなところにも地域色が出ているのかと妙に感心した。

訪ねてみて分かったのは、意外にもここがエロな要素いっぱいの風俗店ではなかったということだ。
確かに若い女の子がいて接客してくれるけど、大半が家族経営の小さな店。さらには、彼女たちは身体は決して売らない。
試しに「店が終わったら、ローカルディスコへ行って、お酒飲もうよ!」とプロイちゃんを誘ってみたが
「友達もいい?」と早速予防線を張ってきた。

「私はウリはしないの」

そんな心の声が聞こえてきた。
※携帯の翻訳機能を使って口説いてみるも、プロイちゃんはご覧の表情。

ならば、ここで酒に酔った男たちは一体、どこへ行くのか。そんな思いが脳裏をよぎり、プロイちゃんに聞いてみた。

「そうね、ヤワラートじゃない?」

フアランポーンから西に数百メートルも行けば、中華街のヤワラートという街に出る。
その路上やロータリーのここかしこで街に立つ、あるいは椅子に座って客を待つ女性がいるのだという。
なるほど、俺は一人頷いた。そして、いつか訪ねてみようと深く決意するのであった。(続く)


俺の選んだゴザバーの女将プロイちゃんを紹介DEATH!!
タイ東北部ウボンラーチャターニー県出身のプロイちゃんは、笑顔の可愛い自称24歳。なんと、7年前の17歳の時から店の手伝いをしているのだとか。3歳になる娘が一人いて、故郷でお母さんが面倒を見ている。5年連れ添った前夫とは離婚し、今は独身生活を満喫している。

その彼女、バンコクではゴザバーの手伝いの傍ら、スクンビット通りにあった花屋に勤めたり、観光客相手のタイ料理屋で働いてみたりと、仕事を掛け持ちしていた。
ところが、ここに来て「疲れちゃった」と、ゴザバーに絞って生活を立てる方向性に切り替えた。コツコツ貯めた売り上げを故郷に送金している。

そうは言っても、客が来てナンボの世界。毎日、午後8時ごろにはフアランポーン駅前に姿を見せて準備をし、午前5時ごろまでゴザの上で客を待つのだという。
周囲のゴザバーもほぼ同様で、いずれも定休日はない。疲れたら休むのが基本的なスタイルなのだという。

ふと、雨の日など雨季はどうするのだろうと尋ねてみた。「雨の日は椅子を持ってくるの。それに巨大な傘ね」。
あまりにも雨が激しい時は臨時休業となるとは言うものの、どこまでも逞しいのかと感心せずにはいられなかった。