タイの日本食店 3000店突破!?

ジェトロ(日本貿易振興機構)が6月1日―8月31日に実施した「2018年度タイ国日本食レストラン店舗数調査」によると、タイ国内の日本食レストランは合計3004店で、前年から8.3%増加した。891店が新たに出店、661店が閉店した。

毎年・・・いや毎月の勢いで日本食店が新たに出店し、また閉店しているイメージが強烈にあるタイ・バンコク!
寿司、居酒屋、ラーメン、蕎麦、うどん、お好み焼き、創作料理、串揚げ、焼肉、焼き鳥、とんかつ、しゃぶしゃぶ、すき焼き、懐石料理・・・などなどキリがないが、外を見渡せば日本料理店がすぐ目に入るくらい、タイにおいて日本料理はとても身近のもの!

もちろんタイに住んでいる日本人が日本食レストランに行く事は多々あるし、旅行、観光でタイに行った日本人、その他の外国人も利用する機会は多いと思う。
そしてタイ人にとっても日本食はそこそこ人気がある! 食わず嫌いな人も多いかもしれないけど、特に刺身、中でもサーモンが大人気! マグロよりサーモン!

日本の地方に住んでいるより、タイ・バンコクに居た方が、色々な美味しい日本料理を食べる事が出来るのは間違いないw
日本で有名なチェーン店は、ほぼタイにあると言っても過言ではない! それくらい本当に日本食レストランが多い!

出店と閉店をイタチごっこのように繰り返し、とうとう3000店突破!

業種別では「寿司」が前年比79.4%増の454店と急増した。出店256店、閉店55店で、バンコク以外の地方で店舗数が2017年の53店から185店に増えた。
「居酒屋」は出店70店、閉店114店で、15.2%減の246店だった。
地域別に見ると、バンコクは2016年1753店、2017年1739店、2018年1718店と減少が続いている。

居酒屋さんが減り寿司屋が増えているとはちょっと驚き! 駐在員の方は日本から来られた知り合いや仕事上の付き合いの方を接待するために、よくお寿司屋を利用するのは分かります。しかしこんなに増えて来ているとは・・・。個人的にはわざわざタイで寿司なんか食べたくないけどなw でもやっぱり接待用としては重要なお店なのかもね!

タイ人も好む日本の居酒屋! 日本で白木屋、和民と言った安い居酒屋があるように、タイにもそのような居酒屋が数多くあり、日本人よりもタイ人からの人気が高いです!
と言っても味は正直美味しくないですが・・・w リーズナブルさがとてもウケているんでしょうね!

ただどの居酒屋さんも似たようなメニューばかりで個性がなく、どこのお店に行っても注文する料理は一緒。そのお店だけの特別なメニューもない!
ただただ安さだけを追求した感じの居酒屋! しかしそんな居酒屋よりもちょっと高級チックなところは、きちんとそのお店だけの特別メニューがあったり
特色があったりで、安さ以外の部分でお客さんを呼んで流行っているイメージです!

それでも居酒屋さんが減っているのには変わらないのですが・・・。 

最近は焼き肉(食べ放題系)のお店が多くなった気がします! どこに行ってもビュッフェ、ビュッフェ!
しゃぶしゃぶ、すき焼きのビュッフェから、韓国式のバーベキュービュッフェが多いです!

日本の鉄板焼き店もあるにはありますが、やっぱりお値段がね!
ビュッフェだったら一人200B~700Bくいらいで食べ放題ですからね! 日本の美味しい牛肉より、リーズナブルな食べ放題をみなさん選ぶんでしょうね!

タイ人にとって日本食ってやっぱりまだまだ未知なイメージが強いと思います! これからどんどん時間をかけてタイ人にとって日本食が当たり前のようになる時が近い将来必ずくるでしょう! それまで出店、閉店を繰り返し次に目指すは4000店!?