バンコクの移動手段・乗り方

観光に行くには必ず必要な移動手段。

バンコクには、
電車(BTS)
地下鉄(MRT)
・タクシー
・バイクタクシー
・トゥクトゥク
・シーロー
・バス
・ロットゥー
・船
など多種多彩な乗り物があります。

初めてタイに観光に来られた、又はこれから行く予定の方向けに、
この記事では乗り物の乗り方を分かりやすくレクチャー!

目次

  1. タクシーの乗り方

タクシーの乗り方

渋滞都市バンコク。
バンコクの渋滞は世界でも2位にランキングされるほど酷く(2018年度調べ)、
1駅区間を移動するのに30分掛かることはザラにあります。
なので、中心地を観光する場合は電車移動をオススメ致しますが、
有名な観光地なんかは電車で行けない場所が多い(例えば、ワット・ポー、ワット・プラケオなど)。
ちょっと離れた場所に行こうとすると、インフラがまだ整っていないため車移動が主な手段となります。
そこで便利なのがタクシーです。

① タクシーの止め方

タイのタクシーの止め方は日本とは違い、手をまっすぐ腰より下に伸ばします。
この際、手首から先を上下に振ってアピールすると、より運転手にアピールできます。

左:日本の止め方                       右:タイの止め方

② 行き先を告げる

タクシーが止まってくれたら行き先を告げるのですが、ここでワンポイント。
タイのタクシーは日本のタクシーと違い自動でドアは開閉しません!
助手席、または後部座席のドアを自分で開き行き先を告げます。

例えば、ワット・ポーに行きたい場合は、

英語
「アイ ワント トゥ ゴー ワット・ポー / I want to go Wat Po」

タイ語
「バイ ワット・ポー カップ / ไป วัดโพธิ์ ครับ」

助手席を開けてドライバーに行き先を伝えます

ドライバーからOKの返事があれば、乗車して下さい。
ドライバーによってはその場所に行かないと断ってくる事があります。
そういう場合は素直に乗車を見送り、次のタクシーを待って下さい。


注意点!
雨が降っている・渋滞している・深夜帯・観光地周辺などでの乗車は、
メーターを使用せずに料金交渉してくるドライバーが増える傾向にあります。
時間がなく早く移動したい場合などは乗車するのもやむを得ませんが、
降車時に交渉した料金と違う料金を提示してきたりする可能性があります。
そもそも、メーターを使用しない(料金交渉してタクシーを利用)でタクシーを運行することはタイでは違法となっています。


③ 乗車中に気をつけるポイント

乗車したらドライバーがちゃんとメーターを起動させるかをチェックしましょう。
タイのタクシーメーターは車のダッシュボード中心にあります。
初乗料金は35B。その後、距離によって2Bずつ加算されていきます。

後部座席からの写真。ダッシュボード中心にあるのがメーター。

距離と料金の目安ですが、10kmで料金は90B、20kmで150Bほどでしょうか。
高速に乗る場合(空港に向かう時など)、高速料金は料金所で現金でドライバーに渡します。
メーターには加算されません。

④ 料金を支払い降車

料金47Bを60Bで精算。戻ってきたお釣りは10B。3Bはチップ?としました。

目的地に到着したらメーターの料金を支払い降車します。
ドアの閉め忘れにはご注意を!


注意点!
支払いがあまり大きいお札(1000B、500Bなど)だとドライバーがお釣りを持っていない可能性が高いです。
タクシーに乗る前には100B、50B、20B札を用意しておくのがいいかと思います。
余談ですが、以前1000Bで払おうとしたらお釣りがないと言われ、
近所のセブンイレブンで飲みたくもない水を購入して支払った経験があります。